ファスティングに取り組む際の１０の基本ルール

「こうやらなくちゃ」

「完璧にしなくちゃ」

と、あまりにも自分を追い込んでファスティングしてしまうと

リバウンドをしてしまう場合もありますし、

長続きしなかったりもしますので、あまり几帳面になりすぎずに

臨機応変にやっていきましょう！とおすすめしてはいますが

臨機応変にするうえでも、ファスティングの基本ルールは知っておくべきだと思います。

特にキッチリと３日間ファスティングを実践しよう！

と思われる方は、ファスティングを成功させるためにも

しっかりと基本ルールにのっとって実践していってほしいと思います。

１．準備食と回復食にこだわる

ファスティングの準備食・回復食では、油っこいものや肉料理などの消化しにくいメニューを避けましょう。

断食期間の前日の夕食（準備食）と断食期間が終わってからの食事（回復食）は量を控えめにし

胃腸に負担の少ない「まごわやさしい食」を基本としたメニューにしましょう。

２．１日２リットルの水を飲む

体外に溜まった毒素を排出し代謝がスムーズに行われるようにするには

良質な水が欠かせません。

ファスティング期間中は、まず朝起きてから２００～４００ｍｌの水を飲み、１日をスタートさせましょう。

理想としては

１日に２リットル以上「良質な常温の水」を１０回以上に分けて飲むことですが

どうしても難しい場合には１日１リットルからはじめていき、徐々に飲む量を増やしていきましょう。

※良質な水とは「浄水器を通した水やミネラルウオーター」のことです。

３．良質な塩分を摂る

水を飲み過ぎると、体内の塩分濃度が低くなる恐れがあります。

ですから塩分を控え過ぎてしまうとファスティング前後に頭が痛くなったり、

だるくなったり、イライラすることがあります。

そういった状態を避けるために、「精製されていないミネラルが豊富な塩」を適量摂取しましょう。

※塩は海塩の天日干しがおすすめです。

４．生野菜や果物から食べる

準備食期間と回復食では、腹八分目を心がけて食べる順番も意識しながらよく噛んで食べましょう。

まずは、生野菜や果物、納豆やぬか漬けなどの「食物酵素」が豊富に含まれている食品から食べ始めましょう。

すると、後から食べたものの消化を助け、脂質の吸収を抑えてくれる作用が期待できます。

５．アルコール・カフェインを控える

お酒を飲んだ後はアルコールを分解するために大量の酵素が消費されます。

体内の酵素が大量に消費されると、本来必要なところに使われるはずの酵素が足りなくなり

ファスティングの効果が得られなくなります。

また、カフェインも遺伝子によって代謝スピードが異なるので

ファスティング中はアルコールとカフェインを控えて酵素を温存しましょう。

６．夕食は２０時までにすませる

食事をしてからすぐに寝ると消化不良を招く原因となりますし

酵素の浪費にもつながります。

また、暴飲暴食、食後すぐ寝るなどの習慣があると、消化器官の休み時間がなくなってしまい

様々な体調不良の原因となる恐れがあります。

ファスティングを成功させるためには、できるだけ２０時までに夕食をすませられるように

規則正しい生活を心がけましょう。

７．ダメ食を避ける

食品添加物を多く含む食品や、肉や魚などの動物性たんぱく質というのは消化不良の原因になりやすく

大量の酵素を消費すると言われています。

ファスティング期間中はできるだけ控えるようにしましょう。

また、マーガリンや焼き菓子などに使われている「トランス脂肪酸」と、

白米やうどんなど腹持ちの良い食品、いわゆる「高GI食品」も消化しにくいのでダメ食品になります。

精製された白い食べ物よりも、玄米やそばなど茶色い食べ物を選ぶように意識しましょう。

８．空腹感は我慢せず解消する

ファスティング中に空腹感があり辛い時には、まず水を飲んで空腹感を緩和させましょう。

次に、良質な塩や梅干しなど「塩気のあるもの」を少し口に入れて

空腹感が和らぐかどうか試してみましょう。

それでも耐えられないほど辛い時には、すりおろした野菜や水分の多い果物を少量だけ摂取してみましょう。

９．身体を冷やさないよう注意する

血液というのは、身体を構成する約６０兆個もの細胞に栄養と酸素を送っており

さらに老廃物を持ち帰るという働きをしています。

ファスティングの効果を高めるためには、身体を冷やさないように注意して

就寝前には半身浴や足湯などを行い、血液の流れを良くすることをおすすめします。

冷えを感じやすい方は、散歩程度の軽い運動を日々の習慣として取り入れてみましょう。

１０．質の良い睡眠をとる

健康や美容に良い影響を与える「成長ホルモン」は、寝入ってから２～３時間後に分泌されます。

睡眠の質が悪いと成長ホルモンが十分に分泌されなくなり、

皮膚や内臓の細胞がスムーズに入れ替わることが出来なくなります。

質の良い睡眠を得るためには、就寝の３時間以上前に食事をすませて胃腸を休ませておくのが理想的です。

以上がファスティングの１０の基本ルールとなります。

ファスティングの効果をしっかりと実感するために、基本ルールを心がけて実践してくださいね！

ファスティングってなぁに？

ファスティングについて詳しくはこちら⇒　「The fasting」

（※酵素ドリンクについても詳しくわかります）