プチ断食のメリット
食べない健康法!?
ファスティングのメリットを今までいろいろお伝えしてきましたが
まず思う効能は「ダイエット」ですよね。
私も食べ過ぎたなぁって時には、半日ファスティングやなどのプチファスティングを実践して体重を保っています。
ちゃんと実践すれば確実に減量できますので、少々食べ過ぎても安心していられます。^^
でもファスティングのメリットはダイエットだけではありません。
断食によって、酷使している胃腸を休め本来の働きを取り戻すことができます。
人も動物も、体調を崩した時は自然と食べるのをやめて水分を摂ろうとします。
これは、食べない事で病気の回復にエネルギーを使えることを本能的に知っているからだそうです。
食べないこと=断食 にはとても古い歴史があり、原始時代にはすでに行われていたということも分かっています。
宗教も断食には深い関わりがあることが知られていますが
世界三大宗教であるキリスト教、イスラム教、仏教のいずれにおいても断食は重要な位置を占めていました。
東洋医学においても古くからある養生法だそうですよ。
だらだらと食べ続けると胃腸が休まらない
人は身体で使うエネルギーの約4割を消化活動に使っているそうです。
食べ物を摂取し
胃に滞在する時間は、平均2~3時間。お肉や天ぷらなど脂肪分の多い食べものは4~5時間かかり
小腸では胃から送られてきた消化物を、5~8時間かけて、さらに細かく分解し、水分と栄養分の80%を吸収します。
そして大腸で15~20時間かけて、小腸で吸収されなかった水分を吸収し
繊維質などの残りカスは、徐々に固形化されて便となります。
食べたものが排泄されるまでの時間は、個人差もあるけれど、約40時間かかるそうです。Σ(゚Д゚)
食べ物によって消化に係る時間は違うそうで
野菜は1~2時間、肉や魚や卵などのたんぱく質は約4~6時間
白米やパンや麺類などの炭水化物は6~8時間かかるそうです。
「ご飯よりお肉とかの方が消化に時間かかると思ってました💦」
それにしても
消化の時間って結構長い時間かかるものなんですね。
少しづつでも、だらだらちょこちょこ一日中食べていたら
胃腸の休まる時がなく、働きが弱り、消化にかかる時間はより多くなります。
断食のメリット
内臓が疲れ果てると本来の働きができなくなり、「体調不良」として現れますが
断食によって内臓が一定期間休むと、本来の働きを取り戻すことができ、結果として不調の改善を目指すことができます。
例えば腸を休ませると腸が本来の働きが回復し、排せつ力が高まります。
断食によって腸が機能を回復すると、栄養の吸収力も高まり、良質な血液が全身を巡るようになります。
断食によって休まるのは、腸だけではなく、膵臓や肝臓や内臓が休むことによって元気を回復できます。
断食することで排泄力を高め、腸にたまったものを出せば、発酵ガスや発ガン物質などの発生を最低限に抑えることができ
免疫システムが正常化し、病気への抵抗力も回復すると考えらています。
また
断食によって、精神の健康を取り戻した例もあるそうで
断食して腸を休ませることで、腸の状態が改善し、栄養やホルモンなどのバランスが総合的に整い
精神が安定すると考えられる とのこと。
胃腸の消化、吸収、排泄は、代謝、血流、免疫、ホルモン分泌、自律神経にまで深く関わっています。
断食で
胃腸が正常に働ける環境を取り戻し、修復・回復のためにエネルギーを費やせる体質に改善できると
体調がどんどんよくなっていきます。
アンチエイジング効果
人はカロリー摂取を抑えて空腹状態が続くと
「長寿遺伝子」「若返り遺伝子」とも呼ばれるサーチュイン遺伝子が活性化します。
この遺伝子が活性化すると、細胞内でエネルギー源を作り出す小器官「ミトコンドリア」が増えるとともに、
細胞内の異常なたんぱく質や古くなったミトコンドリアが除去されて、新しく生まれ変わる「オートファジー(自食作用)」という機構が働き、細胞を若返らせるのです。
サーチュインという酵素は、ミトコンドリアの修復や、免疫細胞の調整、動脈硬化の予防など老化の抑制など
これはまさに体を若返らせ、健康寿命を延ばす夢の遺伝子ですね!
カロリー摂取を抑える断食でアンチエイジング!
ダイエット効果もあり、内臓を休ませて正常に戻すことにもなり
その上にアンチエイジング効果まで!!\(^o^)/
始めての場合は
「食べないことって出来るのかなぁ💦・・・。」
って不安だと思いますが
半日ファスティングくらいからでもぜひぜひ始めてみてくださいね!
前の記事へ
次の記事へ